わたしたち税理士に対してクライアントさんが期待する大きな1つ、
そう、それは「節税」です。
人によっては『税理士の仕事は税金を下げること』と
思っていらっしゃる方もおられるかもしれません。
また、新しく顧問契約を締結させて場合、
「節税をしっかりしていきたいです!」
とおっしゃられるお客さまもおられます。
そう言う方々に向けて、
結論を申し上げます。
食べたものは出さないと便秘になって体を壊しますのでしっかり出して(払って)くださいね。
以上です(^^)/
「ふざけるな!」と怒らないで下さいね。
でも、カラダも商売も経済も自然界も、
すべてにおいて<循環>という摂理が働いているのです。
みなさんが大好きな売上。
日々、これを増やそうと頑張って、晴れて売上がUP!
やった!
がんばったぞ!
そうなると通常は、利益も連動して増えているでしょう。
また、そうなると、税金も多くなるでしょう。
これ、自然な話です。
「ちがう!!! 利益が出て、税金が多くなるからこそ、節税をしたいんだ!」
とおっしゃるかもしれません。
でも、根本的に、それは違うのですよ。
その考え違いに気づかないと、
『経費使いの誤った節税の落とし穴』に落っこちちゃいますよ。
🔴納税資金は普段から積み立てていますか?
🔴運転資金とは別の預金口座に貯めていますか?
🔴経費で払うよりも税金で払った方が資金繰り的には財布に優しいことをご存じですか?
なので、わたしは、安易な観点からの節税は提唱しません。
🔵節税の前に、ちゃんと順序立てて、やることがあるのです。
🔵節税のやり方自体も、正しい資金繰りの認識をもって行う必要があるのです。🔵しかも、節税には3タイプある。
利益は出ているのに、お金は残っていない・・・
だから、納税時期になるといつも苦しい・・・
そういう経験がある方は、普段、無計画な証拠です。
そのためにも、資産と負債の管理表である「貸借対照表」はしっかりと作成しないといけません。
また、売上・経費・利益といういわゆる「損益計算書」だけを見ていては、
お金のことは2の次・3の次になってしまいます。
誤った節税、無計画な節税、カネを失うだけの意味のない節税、
そんな風にならないようにご注意下さい。